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陶芸に挑戦

2016.8.10 12:57

草月流の本部で、夏にいろんな分野の芸術家の方にアートを教えてもらう「サマーセミナー」という先生向けのイベントがあります。
今年は、陶芸に挑戦してみました。人生で3度目。
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これは焼く前なので、出来上がりの色は違い、下半分は白に、上半分は淡い緑色になる予定です。
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上のほうにガラスが埋められているのがわかるでしょうか? このガラスが窯の中で溶け、ちょうど溶岩が溶け出すような形に上の部分が変化する予定です。どうなるか、本当の仕上がりは焼いてみないと分かりません。

桑田卓郎先生という若い陶芸家の方が教えてくださいました。このガラスを使うというのは非常にレアな手法で、ガラスが溶け出すため窯を傷めるやもしれず、非常にリスキーな技術らしいです。
先生の作品は例えばこんな感じとか
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こーんな感じとか。
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こちらが先生。陶芸の世界に新しい風を起こしているすごい作家さんなのに、全然気取らなくて気さくに教えてくれて、いろいろな意味でびっくりです。こういう芸術家の方は、ちょっと近寄りがたいような空気があるのかな、とそんな偏見を抱いていました。
ものすごく謙虚で気さくな先生でした。
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できあがりは、10月末頃。また出来上がったら、ご報告します。

話が変わりますが、いけばなインターナショナル東京支部の財務理事のお役をこのたび任期満了で終了することができました。
Presidentから感謝状を頂きました。
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分からないことだらけでしたが、他の理事の皆さんに助けて頂きながら、お仕事を終えることができて感謝しています。
頂いた写真の中から一番の思い出写真を。
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未生流笹岡のお家元のデモンストレーションで通訳をさせて頂いたときのもの。
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他流派のデモということで、どんな話をされるのかも分からずドキドキで、しかもスライドを見ながらずっと1時間お話しされるということで、一体この大役を果たせるのかどうか、本当に緊張したのを覚えています。お家元の本を買いあさって勉強しました。

さて、先日、私の師匠、富田双康先生が、90歳を迎えられました。それを祝う卒寿の会があり、発起人の一人として司会を務めさせてもらいました。
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初代家元のころからずっと75年、ずっと生け花の道を究めてきたきた先生で、草月流の生き字引のような人です。
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就職したてのころより、転職、結婚、出産とずっと30年近く私を見守ってくださり、もはや花を見てもらっているのか、人生をみてもらっているのか、というぐらいの師匠です。自分の娘が、私が弟子入りした21歳になり、年月の移り変わりを感じます。
その師匠の言葉。
「私は、卒寿は人生の折り返し地点だと思っております」
なかなかこんな90歳はいません。私なんかまだ人生、はじまってもいないぐらいです。前に進む勇気をもらえました。

まだまだ、精進して頑張りたいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。

夏の作品

2016.8.10 12:55

私の最近の作品をいくつか。
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ガラスの花器の中に花を入れ、ガラスの見せる屈折の面白さとカスミソウの広がりの優しさを対比させてみました。

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これはモンステラという葉を切って、折り曲げたりして、不思議な立体構成を制作してみました。

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グロリオーサの葉のユーモラスな可愛さを表現したくて。

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スグリの実とグロリオーサの花が一緒に遊んでいるような。

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ドウダンツツジの爽やかさで夏を表現。

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家の庭から取ったビブルナムとアレカヤシを組み合わせて。

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それぞれの花材の形の違いを際立たせて。

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「かくれんぼ」

さて7月で代々木上原教室は終了し、9月から表参道に引っ越します。最後の代々木上原教室の日、いろんなことがあったなあ、としみじみと感慨深かったです。
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こちらは私がいけた夏のお迎え花。ちょうど2年、ここで教室をやったことになります。花器ショップの立ち上げに相談に乗ってもらいたい、という1本の電話から、一緒にオリジナルの花器を制作し、お教室もやらせてもらいました。
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花器ショップ「kaki-shop」は続きます。どうしても手狭になったことが引っ越しの理由です。
花器ショップのホームページ
ショップのほうはどうか引き続きよろしくお願いします。
9月からはみなさん、間違えないで表参道のほうへ来てくださいね。おしゃれなキャットストリートのすぐ脇ぐらいです。
詳しい場所はHPに載せていますので。「キャットストリートギャラリー」というとてもおしゃれなギャラリーです。

さて、8月はお休み。8月下旬に次女がアメリカの大学に入学するので、その入学式ならぬオリエンテーションに出席するため、アメリカに飛び立ちます。
10日間ぐらいの滞在なのですが、ただ行って帰ってくるのではもったいないな、と思っていたら、その町に大きなフラワーデザインスクールがあるのを発見。もちろん生け花ではないですが、何かアイデアのヒントにもなるかもしれないので、そこで少し勉強させてもらおうと連絡を取ったりしていたら、校長先生のご厚意でそちらで「いけばなデモンストレーション」をやらせて頂くことになりました。
こちらがその学校。
Koehler and Dramm floristy Institute

はじめはクラスルームでやるようなそんなに規模の大きくない話だったのに、どんどんなんか規模が拡大して、大きなイベントになりそうです。
こちらが告知ページ
ikebana Demonstration
ああ、私の顔がでかでかと。なんか緊張してきました。学校の卒業生や生徒、はたまたいけばなインターナショナルの会員の方にまで招待状を送ってくださったそうです。
宿泊は、なんと校長先生のお家にホームステイすることになりました。だだだーと、いろんなことが決まっていきます。アメリカな感じ。でも、校長先生のお宅が、娘の大学まで歩いて10分ぐらいなのは、めちゃくちゃラッキーです。もう、行ったり来たりです。

基本いけばなを知らないアメリカ人の方へのデモなので、これは燃えますね。「クールジャパン」を広めてこないと。
出来上がった作品は会場のお客様にオークションで売られるそうで、そういうのも、初めてです。
熱い夏になりそうです。

では、みなさま、素敵な夏をお過ごしくださいね。9月にお会いできるのを楽しみにしています。

カガミクリスタル スタイリングのお仕事

2016.8.6 12:59

7月はじめ、スタイリングのお仕事をさせてもらいましたので、そのご報告を。

カガミクリスタルさんがクライアント。日本のバカラ、と呼ばれる高級ガラスメーカーです。
今回、その宣材(いろいろなところで宣伝に使う写真)を撮影するため、スタイリストとして呼ばれました。

撮影した写真を、そのままカレンダーにする計画もあり、なんといっても12か月の季節感を出さなければいけなかったのが、一番苦労したところです。今夏なので、夏のスタイリングはしやすいのですが、冬や特に正月のものを用意しなければいけないので。特に正月の正月花は苦労しました。撮影カット数は、全20カットを超え、なかなかの大仕事です。

スタイリストの仕事は、ほぼほぼ段取りが命。いかに前準備して、撮影時にポンポン滞りなく用意できるか、にかかっています。そして、クライアントさんが納得するおしゃれさ加減。あんまりスタイリングしたものばかりが目立たないように、あくまで商品を引き立てる脇役たちなのです。

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都内の小道具屋をぐるぐると車でまわり、ものを揃えていきます。これは食器レンタル屋さん。
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花は花屋へ。正月の松なんかは、もちろん特注です。
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前日は料理のしこみ。
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基本的にすごい量の物の数なので、トラックを頼みます。こちらは、自分の車で運ぶ分。でも結構な分量です。

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いざ撮影。さて、カメラマンさんが撮影したものはお見せできないので、私がiPhoneで撮影したメモ代わりの写真を数点ご紹介できれば。商品が写っている本当の写真は載せられないので、ほんの一部だけ雰囲気を。

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お寿司は脇役で登場しています。
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夏の食卓の風景。
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色鮮やかな料理。
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料理が撮影で入るときは、タイミングが難しくて。キッチンと撮影セットの間を行ったりきたりです。

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ひとつだけ、いけばな主役の写真がありました。もちろん本番はもっとかっこよく撮ってくださったので、嬉しかったです。カレンダーになるの、楽しみだなー。
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これは、正月の装飾の一部。残念ながら、本番では、本当に脇役なので、こんな全貌は写らないです。

撮影は、思った以上に順調に進み、夜の8時ごろには終わりました。全部のカットを撮りきると、本当にほっとしますね。
また、本当のものが出来上がったら、ぜひお教えしたいと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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