Airbnbいけばな体験開始
お話があったのは、今年の夏。それから、いろいろ打ち合わせして、温めてきて、いよいよ始まりました。何が? Airbnbを通して、世界のゲストを相手にいけばなを経験してもらうことが、です。
Airbnbとは、もともと民泊斡旋のアメリカの会社。8年前に設立され、急成長し、海外では知らない人がいないほどで、海外旅行の図式を変えた会社とも言えます。
元々は空いている部屋や家を世界中のゲストに貸しだす民泊事業だったのですが、この11月から新しいプロジェクトを開始しました。世界中どこに行っても、その国に住んでいるように、いろんな経験ができるというトリップです。
こちらがAirbnbのサイト
日本でも来た観光客用にたくさんのトリップ(経験)が用意されました。そのひとつが、私の「いけばな体験トリップ」です。
「Exauisite Ikebana」というタイトルで、出ています。下のリンクをクリックしてみてください。
Exquisite Ikebana
プロモーションビデオも作ってくれました。下のリンクをクリックすると見れます。
プロモーションビデオ
トリップはすべて英語で行うので、撮影のときには、自分の教室の外国人の生徒さんに出演をお願い。
撮影クルーは、サンフランシスコ本社から派遣されてきたカメラマンさんたちでした。
ずっと英語でやりとりしているので、自分の家なのに、なんだか外国にいるような不思議な気持ちになりました。
その後、このプロジェクトは11月18日が世界一斉ローンチだったのですが、急きょAirbnbさんからのリクエストで、日本代表のプレス対応として、ロスアンゼルスに飛ぶことになりました。急に決まったので、もうばたばたです。
いざLAへ。
着いたら早速打ち合わせ。
ここが当日プレスにインタビューされる会場となります。ちょっとムーディーというか、アメリカっぽいですよね。
当たり前だけど、日本人は誰もいないので、なんか日本をしょってる感が急に沸き起こります。
翌日は朝11時からこの場所にいて、いろいろなプレス、つまりジャーナリストたちから話を聞かれました。「いけばなって何?」とか「このトリップであなたが得たものは?」とか。「そもそもいけばなを体験すると何がいいの?」とか。
いろんな人としゃべってしゃべって、夕方の5時終了。いやー、お疲れさまでした。
こちらはイギリス人のジャーナリストと。
こちらはアルゼンチンの記者と。
こういうトリップを各国で主催している人をホストと呼んでいるのですが、待ち時間も長いので、各国のホストたちとも仲良くなれて、それがすごく楽しかったです。
特に、私は全く体育会系ではないので、ディスカバリーチャンネルに出てくるような「ロッククライミングならおまかせ!」とか「素潜りでどこまでもいける!」とかいうスポーツ系の人と話せたのが楽しかった!なんとも爽やか!
ちなみに右から二人目の彼のトリップは「アドベンチャーマン」という名前で出ています。リンクを下に貼っておきます。
私のトリップとは全然違う!当たり前だけど。
アドベンチャーマン
このプレス対応で一番驚いたのが、地下1階の記者室。もうその場でどんどん書いて、どんどん配信していくんですね、今って。
みんなが一心不乱にMacを叩いていて、圧倒されました。
では、だんだん長くなってきたので、続きは次のブログで。