「生け花への想い」(インタビュー記事)
インタビュー記事です。東洋工業株式会社さまのサイトで、クリエイターとして「いけばな」への想いを語らせて頂きました。東洋工業さんは、庭のエクステアなどを販売されていらっしゃる会社。それぞれの分野で活躍するアーティストが「私ならこんな庭を作ってみたい」と語るコーナーです。ページのリンクを貼っておきます。
http://www.toyo-kogyo.co.jp/creative-eyes/otani.html
お庭のことだけ聞かれるのかしら?と思っていたら、「生け花とフラワーアレンジの違い」「生け花をはじめた訳」「生け花の魅力」「これからやりたいこと」など、とても丁寧に聞いて頂いたことに本当に感謝しています。ぜひ、お時間があれば、読んで頂けるとうれしいです。
「何かいけて欲しい」と言われて、早朝、花市場へ。
撮影は2020年2月でしたので、小手鞠やボケ、石化柳を買いました。2月3月は、枝もの、つまりは木に花が咲く、植物界でもとても華やかな季節。枝に花が咲くものを私たちは、「花木(かぼく)」と読んで、とても好んでいけます。4月の桜が一番有名ですよね。私はこのボケの枝がとても好きです。 枝ぶりが独特で、表情溢れる花です。
ボケは「折りだめが効く」と言って、折って枝の流れに表情をつけられる特殊な枝です。「ためる」とは生け花用語で「曲げる」ということ。「折りだめが効く」というのは、「折って自由に曲げられる」ということです。生徒さんなんかは、私がボキボキ折っていると、とても心配するのですが、大丈夫! 折っても、きちんと水揚げのきく(水が飲める)そういう花材なのです。でも、当たり前ですが、全ての枝でこの技ができるわけではありませんので、注意してくださいね。
今回のインタビューでは、写真もたくさん撮影して頂きました。いけ上がった作品は、良く自分でも撮影するのですが、自分がいけているときって、ほぼ写真を撮ることがないので、こういう制作過程の写真を撮って頂いて、本当にうれしかったです。
東洋工業株式会社さんのご好意で、ホームページで写真を使用してもいい、という許可を頂きました。なので、ホームページのプロフィール写真は、ほぼこちらのインタビューで撮影していただいたものになっています。本当に感謝! たくさんの写真は、私のインスタ のハイライトにも載せています。私のインスタ IDは、mikaotani_flowers ハイライトのリンクは、下記になります。
https://www.instagram.com/stories/highlights/17914886488542995/
最後までお読み頂いてありがとうございました!