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産業廃棄物をアートに変えて

2017.12.11 12:59

12月初旬、合作に参加しました。草月会館2階のカフェスペースをアートスペースに大変身させています。草月流本部で、お家元から直接デモンストレーションのやり方をご指導いただくクラスがあり(かなり緊張度の高いクラスですが)、そこの仲間たち16人で合作に取り組みました。なんとLANケーブルを作るときに工場から出る廃棄物を使い、アートに昇華させています。

ふわふわした糸のようなものがLANケーブルの廃材、四角い枠の枠を作っているのは、枯れもの(乾燥花材)のおがらです。16人の合作なので、人の形をしたものが16体、元気に空間を泳いでいます。

昼間もいいのですが、夜はとても幻想的な雰囲気になります。

こちらは1階から見上げたところ。「水族館みたいな不思議な雰囲気」と言ってくれた人もいます。

大きさ感が写真では伝わりづらいので、中央に立ってみました。

いかがでしたでしょうか? 思いがけない素材がアートになる! そんな驚きが具現化した合作でした。

中国から来た建築家のみなさん

2017.11.30 12:11

最近特に海外からの「いけばな体験」の問い合わせが多いです。インターネットの普及した今、直接電話がかかってきたり、メールが来たりします。2017年度海外から日本に来た観光客の数は130%だそうで、その数はまだまだ増えそうです。

旅行会社のHISやAirbnbからの観光客の方の受け入れもやっていますが、他のことでも忙しいので、あまり日数を設けられないというのが現状。来年からは、もう師範の資格を持つ生徒さんたちと一緒に、真剣に考えていきたいと思っています。

先日見えたのは、中国からの建築家グループ10名さま。貸し切り状態の「いけばな体験」を表参道で行いました。

建築を考えるときに、いけばなの空間の取り方、間のリズム感を学びたいということで、とても真剣にやってくださいました。いつものなら、初めてでは難しいかな、というところまで踏み込んで話すことができました。

みなさんの作品

最後にみなさんと写真撮影

HISやAirbnbからもたくさんの観光客の方に次々と世田谷教室のほうに来て頂いています。花を通して、違うバックグラウンドを持つ海外からの方にお会いすると、花だけでなく、いろんなことをたくさんおしゃべりできて、気づきもあり驚きもあり、すべての出会いが私にとって貴重な経験です。もうかれこれ50か国以上の国の人には出会えたと思います。今年1年のたくさんの出会いに感謝!たくさんの思い出の写真を貼り付けながら、また来年の新しい出会いに思いを馳せて。

2017第99回草月いけばな展@日本橋高島屋

2017.11.20 09:19

毎年行われる草月流で一番大きな、そして一番伝統的な流派をあげての展覧会、日本橋高島屋での「第99回草月いけばな展」に出品させて頂きました。今年は草月流の90周年を記念して、家元自作の花器にいけさせて頂くという「特別企画展示」が行われ、各期17席の花席にありがたいことに出品できることとなりました。作品が上のものです。

家元が創られた花器がとても愛らしい特徴的な花器で私には「種」のように見えました。全ての源である「種」のように見えるこの花器の表情を最大限にいかしていけてみたいと、夏前から試行錯誤です。

種から生まれた緑の生命が大気に広がっていく、偉大なる自然の営みもひとつの種から生まれゆく。そんなメッセージが伝われればうれしいです。

こちらは下から見上げたところ。

花材は、枝垂れ桑、風船カズラ、アスパラガス・スプレンゲリー。風船カズラの実が、花器の形にも似て、とても可愛らしいと使うことにしました。お花屋さんにお願いして、この時期に手に入るように、夏から育てて頂いた貴重な花材です。

さて、ここからはいけこみの過程を少し。こちらが家元自作の花器。

花席に着くと、注文した花材が到着しています。

まずは枝垂れ桑を、スクリュードライバーで留めていきます。桑をあっちこっちに組み合わせて留めていくのですが、一番大事なのは何と言って倒れないこと。バランスが良く、かつ勢いのあるフォーミングを目指します。

流展の様子は草月流本部のFBでも紹介されたのですが、その1枚に私の作品も写っています。こんな感じです。

草月流本部によるFBでも、流展の様子が掲載されています。リンクはこちら。https://www.facebook.com/pg/ikebana.sogetsu/photos/?tab=album&album_id=1888503177831721

来て頂いた皆様、本当にありがとうございました。会場も広く、人でごった返しているので、会えなかった方、申し訳ありません。来年はどんな感じにしようかと、ちょっと今からワクワクしています。また来年、ぜひ日本橋で!

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